総領事挨拶
令和6年2月20日
館長挨拶
皆様、今般在マルセイユ総領事として着任しました北川洋(きたがわ・ひろし)と申します。外務省に入省して最初に外国で生活をしたのが、36年前、南仏のモンペリエでの研修時代でありました。その後、欧州、アフリカ、米国(ニューヨーク)の7か所での勤務を経て、今回で3度目の仏滞在となります。
マルセイユはご存じの通り、明治維新前後に日本から様々な使節団が欧州に渡航する際の玄関口でありました。それ以来日本と南仏の長きに渡る交流の歴史があります。明治7年(1874年)には日本の領事館も開設されておりますが、本年はそれから数えて150年という記念すべき年となります。
この記念すべき年に着任するにあたり、私としては、在留邦人や渡航される邦人の方々の安全・安心の確保は最も重要な任務の一つとして、しっかりと取り組んでまいる考えです。また、南仏に進出する日本企業の皆様への支援、南仏に所在する企業による対日投資の促進にも積極的に取り組んでまいります。
そして、南仏の各地では、自治体レベルや市民レベルで様々な形で日本との交流や協力が長きに渡り培われてきております。こうした交流・協力を積み重ねてこられた日仏両国の先人達の皆様のご尽力に心より敬意を表したいと思います。私としては、こうした積み重ねの上に立脚して、文化や芸術のみならず、多くの分野においてさらなる交流や協力がさらに発展するよう、意を用いてまいります。
日仏両国の政府レベルでは、首脳級をはじめ様々なレベルでの往来や種々の分野での対話や協力が進化しております。昨年(2023年)12月には、岸田文雄内閣総理大臣とエマニュエル・マクロン大統領の間で、「特別なパートナーシップの下での日仏協力のロードマップ」が採択され、今後5年間の日仏協力の指針が発表されました。同ロードマップの着実な実施にも貢献してまいる所存です。
私をはじめ、当館館員一同、当館管轄地域における様々な課題や任務に精一杯取り組んでまいりますので、何かお気づきの点やご意見がございましたら、どうぞお気軽に当館までご連絡いただければ幸いです。
皆様、今般在マルセイユ総領事として着任しました北川洋(きたがわ・ひろし)と申します。外務省に入省して最初に外国で生活をしたのが、36年前、南仏のモンペリエでの研修時代でありました。その後、欧州、アフリカ、米国(ニューヨーク)の7か所での勤務を経て、今回で3度目の仏滞在となります。
マルセイユはご存じの通り、明治維新前後に日本から様々な使節団が欧州に渡航する際の玄関口でありました。それ以来日本と南仏の長きに渡る交流の歴史があります。明治7年(1874年)には日本の領事館も開設されておりますが、本年はそれから数えて150年という記念すべき年となります。
この記念すべき年に着任するにあたり、私としては、在留邦人や渡航される邦人の方々の安全・安心の確保は最も重要な任務の一つとして、しっかりと取り組んでまいる考えです。また、南仏に進出する日本企業の皆様への支援、南仏に所在する企業による対日投資の促進にも積極的に取り組んでまいります。
そして、南仏の各地では、自治体レベルや市民レベルで様々な形で日本との交流や協力が長きに渡り培われてきております。こうした交流・協力を積み重ねてこられた日仏両国の先人達の皆様のご尽力に心より敬意を表したいと思います。私としては、こうした積み重ねの上に立脚して、文化や芸術のみならず、多くの分野においてさらなる交流や協力がさらに発展するよう、意を用いてまいります。
日仏両国の政府レベルでは、首脳級をはじめ様々なレベルでの往来や種々の分野での対話や協力が進化しております。昨年(2023年)12月には、岸田文雄内閣総理大臣とエマニュエル・マクロン大統領の間で、「特別なパートナーシップの下での日仏協力のロードマップ」が採択され、今後5年間の日仏協力の指針が発表されました。同ロードマップの着実な実施にも貢献してまいる所存です。
私をはじめ、当館館員一同、当館管轄地域における様々な課題や任務に精一杯取り組んでまいりますので、何かお気づきの点やご意見がございましたら、どうぞお気軽に当館までご連絡いただければ幸いです。
令和6年2月
在マルセイユ総領事
北川 洋
在マルセイユ総領事
北川 洋